
⚠️ 重要なご注意:本記事で紹介するVPNを使った視聴方法は、各動画配信サービスの利用規約に違反する可能性があります。TVer・NHKプラス(NHK ONE)などのサービスはVPN利用を制限している場合があります。必ず各サービスの最新の利用規約をご確認の上、自己責任でご利用ください。本記事は情報提供を目的としており、違法行為や規約違反を推奨するものではありません。
「海外にいるのに、オリンピックの日本語中継が見られない……」
4年に一度の祭典、オリンピック。日本代表選手の活躍をリアルタイムで見たいのに、海外滞在中でTVerやNHKプラスを開いたら「お住まいの地域ではご利用いただけません」と弾かれてしまう。そんな経験をしたことはありませんか?
わたし自身、留学中にオリンピックのシーズンを迎えたとき、まさにこの問題に直面しました。日本語の実況・解説で見たい種目があったのに、現地のネット回線ではTVerにまったくアクセスできない。英語の現地中継を見ながら「日本語で聞きたかった…」と思い続けた経験があります。
この記事では、オリンピックのネット配信で見る方法を国内・海外それぞれの視点で整理し、VPNを活用して海外から日本語中継にアクセスする手順まで解説します。直近の2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの視聴情報も交えながら、次のオリンピック(2028年ロサンゼルス)に向けた備えとしても役立てていただける内容にしました。
オリンピックのネット配信はどのサービスで見られる?【国内向け】

まず、日本国内でオリンピックをネット配信で視聴できるサービスを整理します。近年のオリンピックはネット配信環境が大幅に充実しており、テレビがなくてもスマホやPCで楽しめます。
①TVer(ティーバー)——民放のオリンピック中継が無料で視聴可能
2024年パリオリンピックから、民放各局のオリンピック配信が「TVer」に一本化されました。それまで使われていた「gorin.jp」は閉鎖され、TVerがオリンピックのデジタル配信の中心プラットフォームになっています。
TVerではオリンピック期間中に特設ページが開設され、以下のサービスが無料で利用できます。
- 全競技ライブ配信:民放地上波で放送される試合をリアルタイム視聴
- 見逃し配信:深夜の試合や見逃した競技を後から視聴
- ハイライト動画:名場面や結果まとめを短時間でチェック
ID登録なしでも視聴できますが、無料のID登録をすると「追っかけ再生」などの機能が使えてより快適になります。スマホアプリ・PCブラウザ・スマートテレビアプリと、様々なデバイスに対応しています。
②NHKプラス(NHK ONE)——NHK放送分の同時配信・見逃し配信
NHKが放送するオリンピック競技については、「NHKプラス」(現在は「NHK ONE」に統合)でも同時配信・見逃し配信が行われます。開会式・閉会式・日本代表が出場する注目競技はNHKが主要な中継を担当することが多く、このサービスで確実に視聴できます。
NHKプラスを利用するには、NHKの受信契約が必要です。会員登録後、契約情報を入力して本登録する流れになります。
③地上波テレビとの同時配信(スマートフォンでテレビと同時視聴)
TVerのアプリでは、地上波の生放送と同時にネット配信が行われる「地上波同時配信」にも対応しています。外出先でもスマホでテレビ放送と同じ映像をリアルタイムで見られます。
視聴サービスのまとめ
| サービス | 料金 | 対応競技 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| TVer | 無料 | 民放放送分 | 民放配信の中心。ほぼ全競技に対応 |
| NHKプラス(NHK ONE) | 受信契約者は無料 | NHK放送分 | 開会式・注目競技・見逃し配信あり |
| 民放公式アプリ | 無料 | 各局の放送分 | TVerに統合されつつある |
なぜ海外からTVerやNHKプラスが見られないのか
日本国内では無料で視聴できるTVerやNHKプラスが、なぜ海外からアクセスできないのでしょうか。
理由は「地域制限(ジオブロッキング)」です。TVerやNHKプラスは、放映権の契約上「日本国内でのみ」サービスを提供する取り決めになっています。サービス側はアクセスしてきたユーザーのIPアドレスから接続場所を判断し、日本国外からのアクセスをブロックします。
これは技術的な問題ではなく、放映権という「どの国でコンテンツを配信できるか」を定めた契約上の問題です。オリンピックの放映権はIOCが各国の放送局に対して販売しており、日本向けの放映権を持つジャパンコンソーシアム(NHK+民放各局)が配信できるのは「日本国内」のみとなっています。
そのため、海外からTVerやNHKプラスを開こうとすると「この地域ではご利用いただけません」と弾かれてしまうのです。
わたしが留学中にオリンピック中継を見られなくて悔しかった体験談
個人的な話をさせてください。
大学時代に約半年間、海外に留学していた時期がありました。ちょうどその期間にオリンピックが重なり、日本の選手が活躍しているというニュースをSNSで見るたびに「リアルタイムで見たい!」という気持ちが強くなりました。
スマホでTVerを開いたら、見慣れない英語のエラーメッセージが表示されるだけ。NHKプラスも同様にブロック。現地のスポーツ局で中継はあるものの、英語の解説では細かいニュアンスがわからず、日本語の実況のあの独特の盛り上がり方が恋しくなりました。
そのとき知人から「VPNを使えば日本のサービスにアクセスできるかもしれない」と教えてもらいました。試してみたところ、TVerが開けて日本語の解説付きで視聴できた瞬間の喜びは、今でも鮮明に覚えています。「あ、ちゃんと日本の実況で見られる!」という感動はひとしおでした。
ただしVPNの利用はサービスの利用規約に関わる問題であることも後から知りました。この記事でも、方法の紹介とともに注意事項を丁寧にお伝えしています。
海外からオリンピックを日本語で見る方法
方法①:VPNで日本サーバーに接続してTVer・NHKプラスにアクセスする
最もよく利用されている方法が、VPNで日本のIPアドレスに見せかけてから配信サービスにアクセスする方法です。
重要な注意:TVer・NHKプラスはVPNを使った海外からのアクセスを利用規約で制限している場合があります。また、これらのサービスはVPN検知機能を搭載しており、VPNを使っていてもブロックされるケースがあります。自己責任のもとでご判断ください。
基本的な手順:
- 日本出発前にTVer・NHKプラスのアカウント登録を済ませておく(海外からの新規登録はブロックされる可能性が高い)
- VPNサービスを契約・インストールしておく(出発前に動作確認も行っておく)
- 海外に到着後、VPNアプリを起動して「日本」サーバーに接続する
- TVerまたはNHKプラスを開き、ログインする
- 視聴したい競技を選んで再生する
- 視聴中はVPNをオンのまま維持する(切断するとブロックされる場合がある)
重要なのは、日本を出発する前にアカウント登録とVPNのインストールを完了させることです。海外からのアクセスでは新規登録自体がブロックされる場合があります。
方法②:現地の放映サービスを利用する
滞在国でオリンピックを放映している現地のサービスを使う方法もあります。英語解説でも問題なければ、現地の無料放送・配信で視聴できる場合があります。
- アメリカ:NBC・Peacockなどがオリンピックの放映権を持つ
- イギリス:BBCが主要な中継を担当
- その他の国:各国の公共放送や主要放送局が放映権を持っている場合が多い
現地語での放送になりますが、無料かつ地域制限なしで視聴できる確実な方法です。
方法③:帰国後に見逃し配信で視聴する
リアルタイムにこだわらない場合は、帰国後にTVerの見逃し配信で視聴する方法が最もトラブルなしで確実です。TVerは競技終了後から配信が開始され、放送から一定期間視聴できます。結果のネタバレを避けながら待つのはつらいですが、日本語実況でフルに楽しめます。
VPNを使ったオリンピック視聴に向いているVPN3選
オリンピックのネット配信を海外から視聴するためにVPNを使う場合、以下のポイントが重要です。
- 日本サーバーの品質が高いか(接続が安定しているか・速度が速いか)
- ライブストリーミングに対応した速度があるか(バッファリングが起きにくいか)
- 接続が安定しているか(競技の大事な場面で切れないか)
- 使いやすいアプリか(海外で焦っているときでも操作しやすいか)
【第1位】NordVPN|日本サーバーの速度と安定性が業界トップクラス
オリンピックのライブ配信視聴用VPNとして最も評価が高いのがNordVPNです。世界60ヶ国以上8,400台以上のサーバーを持ち、日本のサーバーも複数用意されています。独自プロトコル「NordLynx」によるスループットは業界最高水準で、HD映像のライブストリーミング中でもバッファリングが起きにくいです。
オリンピックで一番困るのが「金メダルが決まる瞬間に映像が止まる」こと。NordVPNはVPNによる速度低下を最小限に抑えているため、大事な場面での映像停止リスクを減らせます。また「Threat Protection」機能でマルウェア・フィッシングサイトへの接続も防いでくれるため、海外の公共Wi-Fi使用時でも安全です。
同時接続6台なので、旅行中のスマホ・タブレット・ノートPCすべてで使えます。30日間返金保証あり。出発前に試して、不満があれば返金してもらえます。
こんな人に向いている:ライブ配信の映像品質を最優先したい人・日本代表の試合を絶対に見たい人・速度と安定性を両立させたい人
NordVPN[公式サイト]【第2位】Surfshark|無制限接続で家族・グループ旅行中の全員をカバー
「家族旅行中に全員のスマホでオリンピックを見たい」という場合に特に向いているのがSurfsharkです。同時接続台数が無制限なので、家族や友人グループのスマホ・タブレットをすべて一つのアカウントでカバーできます。一台ずつVPN契約を用意する必要がありません。
100ヶ国以上のサーバーを持ち、日本サーバーにも対応。「NoBorders」モードでホテルのWi-Fiなど制限のあるネットワーク環境でも接続しやすい点も、旅行シーンで評価されています。CleanWebで広告・マルウェアをブロック、快適な視聴環境を保てます。基本料金も業界最安クラスなので、VPN費用を抑えながら家族全員をカバーできます。30日間返金保証あり。
こんな人に向いている:家族・グループ旅行でオリンピックを楽しみたい人・複数デバイスをカバーしたい人・コストを抑えたい人
SurfShark[公式サイト]【第3位】ExpressVPN|ホテルや空港Wi-Fiでも安定。初心者でも迷わず使える
旅行・出張中のVPN使用に特に向いているのがExpressVPNです。独自プロトコル「Lightway」はWi-Fiとモバイル回線の切り替え時の再接続が非常に速く、移動中や不安定な通信環境でも接続が維持されやすいです。ホテルのチェックイン後すぐにVPNを設定して視聴を始められるシンプルさも魅力です。
「TrustedServer」技術でサーバーがRAMのみで動作しデータが残らない設計は、プライバシー保護の観点でも安心です。105ヶ国以上のサーバーを持ち、日本サーバーにも対応。アプリが非常に直感的で、「VPNをオンにするだけ」で使えます。「競技が始まる直前に慌てて設定する」状況でも迷わず操作できます。30日間返金保証あり。
こんな人に向いている:VPN操作に不慣れな人・ホテルや空港など多様な環境で使いたい人・接続の手軽さを重視する人
ExpressVPN[公式サイト]オリンピック視聴に向けた出発前チェックリスト
海外でオリンピックをスムーズに視聴するために、出発前に以下の準備を済ませておきましょう。
- ☐ TVerのアカウントを日本国内で登録しておく
- ☐ NHKプラス(NHK ONE)の登録・本登録を済ませておく
- ☐ VPNサービスを契約・インストールしておく
- ☐ 日本サーバーへの接続テストを行っておく
- ☐ 各サービスの利用規約を確認し、VPN利用に関するポリシーを把握しておく
- ☐ 視聴予定の競技・日本代表の試合日程と現地時間を確認しておく
- ☐ スマホ・タブレットへのTVer・NHKアプリのインストールを済ませておく
- ☐ 通信容量(データプラン)を確認しておく(ライブ配信は大量のデータを消費する)
近年のオリンピックのネット配信の変化
オリンピックのネット配信環境は年々進化しています。過去の大会の流れを振り返ると、次のオリンピックでの視聴環境を予測する参考になります。
2024年パリオリンピック:TVerへの一本化が実現
パリオリンピックでは、それまで使われていた民放の共同配信サイト「gorin.jp」が閉鎖され、TVerにオリンピック配信が一本化されました。民放各局が放送する競技のほぼすべてがTVerでライブ配信・見逃し配信対応となり、ネット視聴の利便性が大きく向上しました。パリオリンピックのTVerでの総再生数は1億回を超えたと報告されており、ネット配信がオリンピック視聴の主流になりつつあることがわかります。
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック:TVer+NHKプラスの体制が継続
2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックでも、TVerとNHKプラス(NHK ONE)による配信体制が継続されました。民放競技はTVerで、NHK放送競技はNHKプラスで視聴できる体制で、冬季五輪として初めて本格的なTVer配信が展開されました。
2028年ロサンゼルスオリンピックに向けて
2028年夏季オリンピックはアメリカのロサンゼルスで開催される予定です。日本の放映権はNHKと民放各局(ジャパンコンソーシアム)が共同で保有しており、2026年・2028年のセットで475億円の放映権料が設定されています。配信体制はTVer+NHKプラスの体制が継続されると考えられます。アメリカ開催のため時差の関係で深夜〜早朝の試合が多くなる見込みで、ネット配信の見逃し機能の需要がさらに高まりそうです。
オリンピックのネット配信でよくある質問
Q:TVerは海外からVPNなしで見られる?
見られません。TVerは日本国内向けサービスのため、海外からのアクセスはIPアドレスで判断されブロックされます。海外からアクセスするにはVPN等の手段が必要になりますが、利用規約の確認と自己責任が前提です。
Q:NHKプラス(NHK ONE)は海外でも見られる?
通常は見られません。NHKプラスも日本国内向けサービスで、海外からのアクセスはブロックされます。NHKの受信契約があっても、海外からのアクセスには対応していません。
Q:VPNを使ってオリンピックを視聴するのは違法?
日本国内でのVPN利用自体は違法ではありません。ただし、TVerやNHKプラスの利用規約でVPN利用が制限されている場合、規約違反になる可能性があります。法律問題というよりも「サービスの規約違反」として、サービスの利用停止などの措置が取られる可能性があります。必ず各サービスの最新規約を確認の上、自己責任でご判断ください。
Q:VPNを使っても視聴できない場合は?
TVerやNHKプラスはVPN検知機能を持っており、VPN経由のアクセスをブロックするケースがあります。接続するVPNサーバーを変える・プロトコルを変更するなどで改善することがありますが、100%の視聴を保証するものではありません。
Q:スマホでライブ配信を見るとデータ通信量はどのくらい?
動画のライブ配信は通信量が大きく、HD画質だと1時間で約1〜3GBを消費します。海外のモバイルデータプランは容量が限られている場合が多いため、Wi-Fi環境での視聴をお勧めします。VPNを使う場合はさらに若干の通信量が加わります。
Q:TVerアプリは日本出発前にインストールしておくべき?
はい、強くお勧めします。海外のApp StoreやGoogle Playでは、日本向けアプリが表示されない・インストールできないケースがあります。日本にいるうちにインストールと動作確認を済ませておくことをお勧めします。
まとめ:準備はすべて「日本出発前」に。オリンピックを海外でも楽しもう
ここまでお読みいただきありがとうございました。最後に要点を整理します。
- 国内ではTVer(民放)とNHKプラス(NHK ONE)を使えばオリンピックのネット配信が無料で視聴可能
- 海外からはIPアドレスによる地域制限(ジオブロッキング)でTVerやNHKプラスにアクセスできない
- VPNで日本サーバーに接続することで日本国内からのアクセスとして認識させる方法があるが、利用規約の確認と自己責任が前提
- VPN選びは「日本サーバーの速度・安定性」「ライブ配信への対応」「使いやすさ」が重要
- 速度・安定性重視ならNordVPN、家族・グループ対応ならSurfshark、使いやすさ重視ならExpressVPN
- TVerアカウント・NHKプラス登録・VPNのインストールはすべて日本出発前に完了させておくことが鉄則
- 2028年ロサンゼルスオリンピックも同様の体制で配信される見込みなので、今から環境を整えておくと安心
「海外にいてもオリンピックを日本語で楽しみたい」という気持ちは、海外在住者・旅行者・出張者みんな共通の願いだと思います。この記事で紹介した方法と注意点を参考に、自己責任のもとで最善の視聴環境を整えていただければ幸いです。各サービスの利用規約を必ず確認の上、ご自身で判断してください。


コメント