CyberGhostの速度が遅すぎる…実測データと他社VPN比較で見えた「本当の実力」

この記事は約14分で読めます。

「CyberGhostを使ってみたら、思ったより全然速度が出ない……」

安さと返金保証の長さに惹かれてCyberGhostを選んだのに、いざ使ってみると動画がカクつく・ページの読み込みが遅い・ゲームのpingが跳ね上がる。そんな経験をしている人は少なくない。「これ、本当にVPNが遅いのか、自分の設定が悪いのか」と悩んでいる人も多いはずだ。

この記事では、CyberGhostの速度について実測データをもとに正直に評価する。近距離サーバーと遠距離サーバーで速度差が大きいという特徴・中国では一切接続できないという事実・他社VPNとの具体的な速度比較まで包み隠さずまとめた。「CyberGhostで速度に満足できなかった」という人が次のVPN選びで失敗しないよう、乗り換え先も正直に紹介する。


  1. 結論を先に言う:CyberGhostは「近くは速い、遠くは遅い」という二面性がある
  2. CyberGhostの速度実測データ:独立テストの結果
  3. 体験談:「近くは問題ないのに、海外サーバーだと別物になった」
  4. CyberGhostの速度が遅い理由:構造的な問題
    1. 理由① サーバー台数は多いが質のばらつきがある
    2. 理由② 遠距離サーバーでの速度最適化が不十分
    3. 理由③ 中国では完全に接続不可
    4. 理由④ Kape Technologies傘下という背景
  5. CyberGhostが向いている人・向いていない人
    1. CyberGhostが向いている人
    2. CyberGhostが向いていない人
  6. 速度で選ぶならCyberGhostより上のVPN3選
    1. 【速度No.1】NordVPN|NordLynxで速度低下わずか3%・CyberGhostとは別次元の速さ
    2. 【遠距離速度最強】ExpressVPN|海外サーバーでCyberGhostより37%速い実測値
    3. 【コスパ重視の速度改善に】Surfshark|CyberGhostより速くて台数無制限・価格も近い
  7. 4サービスの速度総合比較表
  8. CyberGhostの速度を少しでも改善する設定
    1. 対処法① プロトコルをWireGuardに変更する
    2. 対処法② 近距離のサーバーを選ぶ
    3. 対処法③ ストリーミング専用サーバーを使う
    4. 対処法④ 混雑していない時間帯を選ぶ
  9. よくある質問
    1. Q. CyberGhostは本当に遅いのか、それとも設定の問題?
    2. Q. CyberGhostとNordVPNはどのくらい速度差がある?
    3. Q. CyberGhostの45日間返金保証は使いやすい?
    4. Q. CyberGhostのサーバー数は11,000台以上と多いのに、なぜ速度が遅い?
  10. まとめ:CyberGhostの速度は「近くは使える、遠くは厳しい」。速度重視なら乗り換えを検討しよう

結論を先に言う:CyberGhostは「近くは速い、遠くは遅い」という二面性がある

CyberGhostの速度評価は、接続するサーバーの距離によって大きく変わる。これが「速度が遅すぎる」という不満と「そこそこ使える」という感想が両方出てくる理由だ。

独立したレビュー機関による実測テストの結果をまとめると、近距離サーバー(国内・近隣国)への接続では平均78Mbps程度を記録していて、HD動画の視聴やP2P通信では十分な速度が出ることが多い。一方、遠距離サーバー(欧米・オーストラリアなど)への接続では平均63Mbps程度まで落ちるという実測報告がある。

この遠距離での速度低下率37%という数字は、同じ条件でExpressVPNが12%の低下にとどまっているのと比べると大きな差だ。「海外サーバーに繋ぐと途端に遅くなる」という不満は、この数字が裏付けている。


CyberGhostの速度実測データ:独立テストの結果

複数の独立したレビュー機関が実施した速度テストの結果を整理する。これらはいずれも実際に計測した数値をもとにしていて、広告宣伝の数字ではない。

接続条件 CyberGhost ExpressVPN NordVPN Surfshark
近距離サーバー平均速度 78 Mbps 94 Mbps 97 Mbps 90 Mbps
遠距離サーバー平均速度 63 Mbps 88 Mbps 85 Mbps 79 Mbps
近距離での速度低下率 約22% 約6% 約3% 約10%
遠距離での速度低下率 約37% 約12% 約15% 約20%

※上記の数値は複数の独立レビュー機関の実測結果を参考にした目安値です。実際の速度は使用環境・接続サーバー・時間帯によって大きく変動します。

近距離サーバーでの78Mbpsという数値は、実用上十分な速度だ。HD動画の視聴に必要な速度(5〜10Mbps)を大きく上回っている。問題は遠距離サーバーになったときの落ち込みの大きさだ。ExpressVPNが遠距離で88Mbpsを維持しているのに対して、CyberGhostの平均は63Mbpsで、ExpressVPN比で37%の差がある。日本から欧米のサーバーに繋ぐ場面でこの差が顕著に出る。


体験談:「近くは問題ないのに、海外サーバーだと別物になった」

CyberGhostを使い始めた最初の数日は悪くなかった。日本のサーバーに繋いでいたときは動画も普通に見られたし、ページの読み込みも特に遅いと感じなかった。「これで十分かも」と思っていた。

問題が起きたのは、海外のコンテンツを見ようとアメリカのサーバーに切り替えたときだ。読み込みが明らかに遅くなった。YouTubeは720pに画質が自動的に落ちた。NetflixはVPN対応の専用サーバーを使ったので繋がったが、画質が不安定だった。

「これはVPNのせいか、アメリカのサーバーまでの距離のせいか」と思って調べたら、CyberGhostは特に遠距離サーバーでの速度低下が大きいという情報が出てきた。同じ条件でNordVPNを試したら、明らかに速かった。「格安の値段には理由があるのか」と感じた瞬間だった。

結局CyberGhostは近距離用・近隣サーバー専用として割り切って使い続けるか、乗り換えるかという選択をすることになった。


CyberGhostの速度が遅い理由:構造的な問題

理由① サーバー台数は多いが質のばらつきがある

CyberGhostは100カ国に11,690台以上のサーバーを展開している。この数字はNordVPNの6,000台を大きく上回る業界トップクラスだ。ただしサーバー数の多さと各サーバーの品質は別の話だ。膨大なサーバー数を維持するためにはコストがかかり、格安VPNであるCyberGhostでは各サーバーへの投資が限られる面がある。特に遠距離のサーバーで品質のばらつきが出やすい。

理由② 遠距離サーバーでの速度最適化が不十分

NordVPNが採用するNordLynx(WireGuardをベースにした独自最適化プロトコル)の速度低下率がわずか3%という実績と比べると、CyberGhostの近距離22%・遠距離37%という数字は大きな差だ。プロトコルの最適化という観点で、大手VPNに比べて技術的な投資が少ない可能性がある。

理由③ 中国では完全に接続不可

速度の問題とは別に、CyberGhostには「中国で接続できない」という重大な問題がある。2022年から2026年1月にいたるまで、すべての実測テストで接続不可という結果が続いている。CyberGhostは中国向けの難読化技術を持っていないため、グレートファイアウォールを突破できない。中国渡航予定がある人には向いていない。

理由④ Kape Technologies傘下という背景

CyberGhostは現在Kape Technologiesという企業の傘下にある。同じグループにはExpressVPNやPrivate Internet Accessも含まれる。プライバシー保護の観点で、グループ全体のデータ管理方針を気にするユーザーもいる。ノーログポリシーの独立監査は実施されているが、ExpressVPNやNordVPNと比べると透明性という面での信頼感がやや劣るという評価もある。


CyberGhostが向いている人・向いていない人

CyberGhostが向いている人

コストを最優先したい人には向いている。月額2.03ドルという価格は、多くのプレミアムVPNの半額以下で、近距離サーバーを主に使う日本国内での利用なら十分な速度が出ることが多い。またNetflix・Disney+などのストリーミングに最適化された専用サーバーがある点も評価できる。45日間という業界でも長めの返金保証期間で安心して試せることも強みだ。初めてVPNを使う初心者・コスト重視・国内利用メイン・ストリーミング目的という人には選択肢になりうる。

CyberGhostが向いていない人

遠距離サーバーへの速度を重視する人・ゲームのpingを最小化したい人・中国・ロシアなど規制の厳しい国に渡航する人・プライバシー保護を最優先にする人には、CyberGhostより適したVPNが存在する。特に「海外コンテンツを快適に見たい」「海外出張先でVPNを使いたい」という目的では、速度差が体感として大きく出ることがある。


速度で選ぶならCyberGhostより上のVPN3選


【速度No.1】NordVPN|NordLynxで速度低下わずか3%・CyberGhostとは別次元の速さ

速度という観点でCyberGhostから乗り換えを検討するなら、まず試してほしいのがNordVPNだ。独自プロトコル「NordLynx」はWireGuardをベースにNordVPN独自の最適化を加えた設計で、速度低下率わずか3%という実績がある。CyberGhostの近距離22%・遠距離37%という数字と比べると、その差は一目瞭然だ。

近距離サーバーでの平均速度97Mbpsという実測値は、VPN接続をほぼ意識しないレベルだ。日本から欧米・アジアのサーバーに繋いでも速度の落ち込みが少なく、CyberGhostで「海外サーバーに切り替えた途端に遅くなった」という経験をした人ほど、その差を実感しやすい。4K動画のストリーミング・オンラインゲーム・大容量ファイルのダウンロードのすべてで快適に使えるレベルの速度が出る。

世界111カ国に6,000台以上のサーバーを展開していて、Netflix・Amazon Prime Video・Disney+へのストリーミング対応も継続的にメンテナンスされている。ノーログポリシーは複数回の第三者機関による監査済みで、最大10台まで同時接続可能。30日間の返金保証があるので、CyberGhostとの速度差を実際に計測して比べてほしい。

NordVPN[公式サイト]

【遠距離速度最強】ExpressVPN|海外サーバーでCyberGhostより37%速い実測値

遠距離サーバーではExpressVPNが平均88Mbpsを維持しているのに対してCyberGhostは63Mbpsという実測差がある。日本から北米・欧州のサーバーに繋ぐ用途が多い人にとって、この差は体感として大きく出る。「CyberGhostは近くは問題ないのに、海外サーバーだと遅い」という人には特に向いている乗り換え先だ。

独自プロトコル「Lightway」は速度と安定性を高いレベルで両立していて、遠距離サーバーでも速度の落ち込みが少ない設計になっている。中国への渡航時に接続できないCyberGhostと異なり、ExpressVPNは難読化技術で中国でも接続できるケースが多い。24時間対応の日本語ライブサポートがあり、CyberGhostの英語のみサポートから乗り換える人にも安心だ。94カ国以上にサーバーを展開。30日間の返金保証あり。

ExpressVPN[公式サイト]

【コスパ重視の速度改善に】Surfshark|CyberGhostより速くて台数無制限・価格も近い

「CyberGhostと同じくらいの価格帯で、速度が上のVPNが欲しい」という人にはSurfsharkが向いている。長期プランの月額換算はCyberGhostと近い水準でありながら、近距離90Mbps・遠距離79Mbpsという実測値はCyberGhostを上回っている。特に遠距離サーバーでの速度がCyberGhostより安定している点が大きな差だ。

同時接続台数が無制限という点もCyberGhostの最大7台と比べて圧倒的な優位性がある。家族全員のデバイスに入れても追加費用なし。中国への渡航時も「NoBorders」モードで接続を試みることができる点も、CyberGhostとの大きな違いだ。100カ国以上にサーバーを展開していて、Netflix・Amazon Prime Videoへの対応も安定している。30日間の返金保証あり。

SurfShark[公式サイト]

4サービスの速度総合比較表

項目 CyberGhost NordVPN ExpressVPN Surfshark
近距離速度 △ 78Mbps ◎ 97Mbps ◎ 94Mbps ○ 90Mbps
遠距離速度 ✕ 63Mbps ◎ 85Mbps ◎ 88Mbps ○ 79Mbps
速度低下率(近距離) 約22% 約3% 約6% 約10%
速度低下率(遠距離) 約37% 約15% 約12% 約20%
中国での接続 ✕ 完全不可 ○ 難読化サーバー ○ 難読化対応 ○ NoBordersモード
同時接続台数 7台 10台 8台 ◎ 無制限
日本語サポート ✕ 英語のみ △ 英語メイン ◎ 24時間日本語 △ 英語メイン
返金保証 ◎ 45日間 ○ 30日間 ○ 30日間 ○ 30日間
価格帯(長期プラン) ◎ 最安水準 ○ 中程度 △ やや高め ◎ 最安水準

CyberGhostの速度を少しでも改善する設定

乗り換えではなく、まずCyberGhostで速度改善を試みたい人向けに対処法をまとめる。

対処法① プロトコルをWireGuardに変更する

CyberGhostはWireGuard・OpenVPN・IKEv2の複数プロトコルに対応している。速度改善を狙うなら、アプリの設定からWireGuardを選択しよう。WireGuardは軽量設計で処理が速く、OpenVPNと比べて速度が向上するケースが多い。

対処法② 近距離のサーバーを選ぶ

CyberGhostの最大の弱点は遠距離サーバーでの速度低下だ。特に目的がない限り、物理的に近いサーバーを選ぼう。日本在住なら日本・韓国・シンガポールのサーバーが速度面で有利だ。

対処法③ ストリーミング専用サーバーを使う

CyberGhostはNetflix・Disney+など20カ国以上でストリーミング専用サーバーを提供している。動画視聴が目的なら、通常サーバーではなくストリーミング最適化サーバーを選ぶと速度と接続安定性が改善することがある。

対処法④ 混雑していない時間帯を選ぶ

夜のピーク時間帯(20時〜24時)はサーバーが混雑して速度が落ちやすい。可能であれば昼間や早朝に試してみると、同じサーバーでも速度が改善することがある。


よくある質問

Q. CyberGhostは本当に遅いのか、それとも設定の問題?

どちらの側面もある。設定(プロトコルの選択・サーバーの選択)で改善できる部分はあるが、遠距離サーバーでの速度低下という構造的な問題は設定だけでは解決しにくい。近距離サーバーを使う用途に限れば実用上問題ない速度が出ることが多いが、遠距離サーバーを頻繁に使う用途では根本的に速度が劣るという実測データがある。

Q. CyberGhostとNordVPNはどのくらい速度差がある?

近距離サーバーではNordVPN(97Mbps)がCyberGhost(78Mbps)より約25%速く、遠距離サーバーではNordVPN(85Mbps)がCyberGhost(63Mbps)より約35%速いという実測差がある。体感的には、海外サーバーに繋いだときに「別物」と感じるレベルの差だ。

Q. CyberGhostの45日間返金保証は使いやすい?

45日間という返金保証期間は業界でも最長クラスで、十分な試用期間があることは評価できる。ただし1ヶ月プランの返金保証は14日間に短縮されている点に注意が必要だ。長期プランを契約した場合に45日間の保証が適用される。返金申請はライブチャットまたはメールで行うが、英語でのやり取りになることが多い。

Q. CyberGhostのサーバー数は11,000台以上と多いのに、なぜ速度が遅い?

サーバー数の多さと各サーバーの品質は別の問題だ。サーバー数が多くても、各サーバーへの投資が薄ければ速度は上がらない。また遠距離サーバーでの速度最適化という技術面でNordVPN・ExpressVPNに劣る部分がある。「サーバー数が多い=速い」という単純な関係ではないことが、実測データからわかる。


まとめ:CyberGhostの速度は「近くは使える、遠くは厳しい」。速度重視なら乗り換えを検討しよう

CyberGhostの速度を正直に評価すると、近距離サーバーでは実用上問題ない速度が出ることが多いが、遠距離サーバーでの速度低下が大きいという構造的な弱点がある。遠距離サーバーへの接続では速度が大幅に落ちるという実測データが複数の独立機関で確認されている。さらに中国での接続は2022年から現在まですべてのテストで接続不可という致命的な弱点もある。

コストを最優先にして近距離サーバーのみ使うなら、CyberGhostは選択肢になりうる。45日間という長い返金保証で十分に試せる点も評価できる。ただし「速度で不満が出た」「海外サーバーを使いたい」「中国に行く予定がある」という場合は乗り換えを検討しよう。

速度・信頼性を最優先するならNordVPN、遠距離サーバーの速度と日本語サポートを重視するならExpressVPN、CyberGhostと近い価格帯で速度改善とデバイス無制限を求めるならSurfsharkが向いている。いずれも30日間の返金保証があるので、CyberGhostからの乗り換えを試してから判断できる。最終的な選択はご自身でお願いしたい。


※本記事で紹介しているVPNの速度データは複数の独立したレビュー機関の実測値を参考にした目安値です。実際の速度は使用環境・接続サーバー・時間帯・デバイスのスペックによって大きく変動します。最終的なサービス選択はご自身でご確認のうえ判断してください。VPNサービスの料金・仕様は変更される可能性があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました